新規事業に活かせる勉強 (高専編)

f:id:pkoonn:20191215195546p:plain こちらの記事は、 高専OBOG Advent Calendar 2019 【14日目】の記事です。 https://adventar.org/calendars/4238


私は高専卒業後、新規事業責任者として新卒入社しました。 現在、プロダクトオーナーとして、C向けのサービスを運用しています。

今回の読者のターゲットは現役高専生に絞って書きました。

「この勉強は将来役立つのかな…」

「どうせなら会社で活かせる勉強がしたい…」

「役立つ資格があったら知りたい…」

今回、そんな方々のために高専できちんと勉強しておくと、社会人になって特に役立つ事を記事にまとめました。

せっかく仕事で活かせる単元なのに、単位は取ったものの、就職後「こんなことなら真面目に勉強するんだった」と後悔することになります。 ちなみに、この現象は意外に少なくありません。

社会人になると、学生のように授業中に内職したり、放課後アルバイトをしたり時間を自由にコントロールしにくいので、いつまで経っても「やった方がいいんだろうけどなかなかできない」状態が続く傾向があります。

いま学んでいることが、将来どのように自分の仕事を手助けしてくれるのか、意識するのとしないのとでは授業を受けるモチベーションも配属後のスタートダッシュも変わってくるので、是非参考にしてみてください。

続きを読む

サポーターズの就職イベントに参加した話

少し前ですが11/24(木)にサポーターズの就職イベントに参加してきました。月火水に後期中間テストがあったので投稿が遅れてしまいました。これから参加した感想等を書いていこうとおもいます。

f:id:pkoonn:20161126223152j:plain

午前

9:50 サポーターズ京都オフィスに到着すると、もう参加者30名のうち25名程すでに居て面談の準備をしていました。会場を見渡すと、女性が自分合わせて5人いる!やったあ!早速名刺交換と少しお話をしました。

10:00-12:00 参加する企業約20社からそれぞれ5分程度でプレゼンを行います。当日初めてしった企業や有名な企業まで短い時間で多くの企業の情報をしることができたので得したなあと思いました。

昼休憩

12:00-13:00 お昼休憩に入りました。ランチは女性5人で会場の近くにあるITADORI 四条富小路上ル に行って女子会をしました。それぞれどんなことを学んでいるのか、どんな企業に就職したいのか等きくことができました。中には高専出身の先輩もいて、他高専のリアルなお話なども聞くことができたのでとても楽しかったです。そして、会場に少し早めに帰って午後からの面談の準備をしました。

面談

13:00-18:30は1ターム25分で合計9社と1on1(2.3人の企業もあります)面談をしました。まず、5分間学生側がポートフォリオ、研究内容、将来についてプレゼンをします。その後は面談形式で企業の方がプレゼンの中で気になったコンテストや制作物について質問していただいて詳しく紹介したり、会社でどのようなサービスをしているのかというような説明をしていただいたり、、とにかくどの企業ともたくさんお話しました。その中で、プレゼン面白かった!や話していてとても楽しかった!と言ってくださる企業の方がいてハイパー笑顔クリエイターとしてとても嬉しく思いました。人事の方だけでなく、エンジニアやSPの方がいらっしゃっている企業もあってとても有意義な時間でした。

f:id:pkoonn:20161201100037j:plain

懇親会

19:00-20:00頃 学生や企業の方全員が会場に分散しておいしいピザや飲み物と一緒に自由にお話しました。面談ではお話しきれなかった企業の方やまだお話したことがなかった学生さんと名刺交換をしたりしました。参加していた学生約30名と全員名刺交換することができたので満足でした。そしてピザを1人で半枚食べてしまった。ピザ最高。

f:id:pkoonn:20161201221503j:image

全体を通して感想

様々な色の企業を知ることで少し自己分析もすることができました。今考えていることは、事業の分野を1つに絞っているのではなく、世間に必要とされるサービスならどの事業でもチャレンジして行うというスタンスの企業がいいなと思います。それは、私自身が幅広いことに挑戦したい、世の中に必要とされているサービスを作りたいと思っているからです。他にもたくさんあるのですがとてつもなく長くなってしまうのでまた機会があれば書こうと思います。

これから

面談中、エンジニアや人事の方に「オススメの本ないですか?」と聞きました。そのときに教えてくださった本を買って卒業までに勉強していこうと考えています。最近、「すごい人ってたくさん本読んでるな」と感じることが多く、私もネットで調べて学ぶのではなく、本で学んだほうが確実で質のいい知識が身につけられるのではと思い、こう考えました。

そしていままでは◯◯をこの期限までに作るという目標を持って開発をしていましたが、これからは◯◯を理解するという目標を持ってこの本1冊をちゃんと読んで理解するという意識で勉強していこうと考えています。今まではコンテスト等の期日に縛られ、動けばいいんだ、リファクタリングは余力があればで良いんだ、という感じで正直きれいなコードを書く意識がありませんでした。ですが就職してからはもちろんこのままではいけないので、しっかり本で学んで見えない力を付けてエンジニアリングを高めていけたらなと思います。

f:id:pkoonn:20161201104335j:plain

おまけ

最近motya.netのドメインを借りて自分のブログを作っています。年内までにはポートフォリオや趣味で撮影した写真を掲載しようと思っています。また完成したらお知らせします!

wordpressからはてブロに移行

今まで約1年間、自分のサイトも含めブログは

https://wordpress.com/

を使用して投稿していましたが、周りの学生やエンジニアの方々はほとんどはてブロを使用していることや、PVを伸ばしてもっと多くの人に自分のブログを見てもらいたいと思い、今回移行してみました。

 

移行作業は思っていたより簡単だったので、パソコンで閲覧した際に表示されるヘッダーの設定に少しこだわってみました。そして、つい先日人生初のドメイン購入をしたので、サイトの方も作成していこうと思っています。

それでは、これからはてブロのみなさんよろしくお願いします。

選抜逆求人に参加した話

f:id:pkoonn:20161019220321j:plain 昨日10/15に初めて選抜逆求人(逆求人とは)に参加してきました。すべては書けませんが、ここに書ける範囲で感想などを書こうと思います。

参加した理由
1年前から逆求人は知っていて、開発経験やキャリアができたら4年生のうちに参加しようと考えていました。そして3つのインターシップや高専プロコンが終わったのでそろそろ自分をアピールするためのネタができたかなと思い、参加することにしました。(プロコンが終わって次の土日だったのでマイページ作成やプレゼン資料の作成が大変でした。)そして、まず就職活動を始める前に現時点での自分を選んでくれる企業がいるのか、そしてどの企業と私はマッチしているのか、確認したいと思ったからです。

当日
私は6社と面談をしました。作成したプレゼン資料はしっかり自分の個性を出してアピール出来たと思います。そして、私が将来したい仕事、夢について"会社のビジョンに合っている"や"そういう夢好きです"などのフィードバックを頂き、とても嬉しく思いました。また、"森脇さんは絶対将来伸びる"という言葉も頂き、私が今までやってきたことやこれから考えている方向性は間違っていなかったということを知って、自信が付きました。また、名刺交換の際にはある企業の人事、エンジニアの方々からお昼のお食事に誘って頂き、実際の開発はどのように行われているのか、仕事をする上でどのようなことを意識して働かれているのか、説明会等では聞けないような貴重なお話を聞くことができました。 また、面談を通してどのような職種や企業があるのか勉強にもなりました。そして、就職に向けてどのような勉強をしていくべきかということもだいたい決めることができました。 逆求人が終了した後にも、お昼とは別の企業の方と夕食に行き、私の将来の夢や考えをたくさん聞いて頂いたり、それに対してのアドバイスを頂いて、普段お話することができない方と話すことができた新鮮さや楽しさを感じました。

まとめ・これから
この逆求人に参加して得たものは多く、それに伴ってモチベーションも高くなりました。ずっと参加したかった逆求人でたくさんの素敵な出会いやお話をすることができて、とても幸せな時間でした。これからは学校の勉強をしながら、個人的にインフラ系の勉強をしたりプログラミングの問題を見つけ、コードを書いて書いて書きまくってプログラミング能力と速く書けるようにすること、またこれからもコンテストに出て卒業するまでにチーム開発の経験を積むということをしていこうと思っています。
逆求人に参加してよかった!!!!!! f:id:pkoonn:20161019220423j:plain

高専プロコンを終えて

f:id:pkoonn:20161019215514j:plain 先日10/8-9に全国高専プログラミングコンテストに参加してきました。 プロコンには2度目の参加で今回は課題部門に参加しました。 このプロコンで学んだこと、感じたことについて書こうと思います。

まず、どういうものを作ったか。
私たちのチームは「GPSあーとなび」というWebアプリ、Androidアプリを開発しました。 今年の課題部門のテーマは「スポーツで切り拓く明るい社会」です。私たちはアプリ名にも入っている、スマートフォンGPSログ機能によって取得された軌跡によって地図上に絵を描くGPSアートに着目し、サイクリングやジョギングをより楽しみ、地域の魅力を感じたり仲間が増えたりすることによって明るい社会を作ろうという目的で開発しました。例えば従来では、GPSアートを作成する際に一筆書きできる+地図の道に沿って絵を描かないといけませんでした。ですが、本アプリは描きたい絵が非連結でもその絵を走行するための最短経路を自動生成できることから、よりGPSアートを作成しやすくすることができます。また、SSL認証済、AndroidアプリはPlay Storeにリリースしました。

f:id:pkoonn:20161019215748j:plain

役割
私はプロジェクトマネージャとして7人の開発メンバーにそれぞれ指示を出したり、開発計画を立てたりしていました。またプログラマーとしてRailsでこのアプリの機能全般を担当し、マイページ、元GPSアート作成ページ、プラン一覧ページ、お気に入りユーザ、プラン等を作成しました。 また、プロコン当日ではプレゼンテーションをしました。

反省点
今回、私が開発計画を立て、プロジェクトマネジメントをしましたが、その中でもっと時間に余裕をもって開発するべきだったなと思いました。プロコン1ヶ月前頃はメンバーに短い期限で仕事を任せることもあり、申し訳なかったと思っています。また、本選でデモンストレーションを行ったとき、一般の方や企業の方々からこのアプリに対してたくさんの意見をいただき、私たちが発見できなかったこのアプリの魅力や可能性を見出していただきました。そこで、アイデア出しの時点でもっとアイデアを煮詰めて、もっと考えることができればこのアプリはもっといいものになったのではないかと考えました。そして最後1番の反省点は、ウォータフォールではなくアジャイルで開発をするべきだったという点です。今回、開発ツールとして使用したRails,Gitはほとんどの開発メンバーが未経験で、最短経路の計算部分を担当したメンバもJavaScriptやgoogleMapAPIについては初心者でした。なぜなら、内部設計をする際には私はRails未経験でjs部分を担当するメンバーも仕様を深く知らなかったので、具体的にサーバに保存する形式、クライアント側に送信する形式を決めないまま、Androidリリース2週間前に結合テストを行った結果、jsではグローバル変数を仕様しておりAPIの読み込み順序等でいろいろバグが起こり、リリース日が遅れてしまいました。ですので、これから行う想像演習では内部設計をしっかり行い、結合の段階で問題が起きてもすぐ対応できるようにアジャイル型開発で行おうと考えました。

全体を通して
今回の開発も去年と同様つらいこともありました。今回はリーダーという役割から、全ての指示や選択に責任がついてきます。この期間でこの人に任せてどのように行うのか、指示を出すのは難しい部分もありました。その中で、私が指示してないことも自分で考えてここはこうした方がいいのではないかとアイデアを出し、行動を起こしてくれる後輩や、私の体調を気遣ってつれる同級生の開発メンバーがいてくれて乗り越えることができました。開発中の期間はデバック時のエラーで悩まされたり、いろいろな資料の提出期限に追われたり、つらいつらいの繰り返しでしたが、動いたときの心にドンっと押しかかる感動を開発メンバーと味わうことが私がプロコンに出場した理由でもあります。やっぱりチーム開発は楽しい。その気持ちは今回も変わりませんでした。

これから
このアプリを今月末の高専祭の作品展示会で展示したいと考えているのでそれまで一旦サーバを停止して、改良を加えて行く予定です。私はもっとこのアプリは時間をかければ面白いいいものになると確信しているので自分が納得するまで作り上げて行きたいです。 f:id:pkoonn:20161019215935j:plain

夏のcookpadインターンを終えて

今日までの7日間、夏の技術職インターシップに参加してきました。 これからこの7日間で学んだこと、そして感じたことを自分の中で整理しながら書こうと思います。

cookpad

まず、インターシップは前半と後半に別れていて、前半の課題等の評価によって今回は10名後半のインターシップに参加することになりました。後半は実際にcookpadが行っている開発に参加するというものです。私は技術力不足で後半に参加することは出来ませんでした。そして、7日間の講義の内容はTDDとRailsでのアプリ開発、iOSアプリ開発、Android開発、サービス開発、Pythonでの機械学習、プログラムパラダイムをそれぞれ1日間で行う濃い内容でした。

Rails以外初めて触れるものばかりだったので新鮮だったしとても頭を使ったのでホテルに着く頃には毎日クタクタでした。 講義の内容は、1つ1つが濃いすぎてここで書こうとするととてつもない量になりそうなので、少しずつ所属しているニューメディア部のLT等でアウトプットしていきたいなと思っています。

そしてこのインターシップに参加して感じたことは、技術力がとてつもなく足りない。 いくら開発に情熱があったとしても技術力がないと信頼されるエンジニアにはなれないので、もっともっと力を付けるべきだと感じました。 しかし、これをきっかけに新たな目標ができてまた再スタートが切れたことと、この期間で他のインターン生や社員の方と技術系のお話、就職や今行っている研究等のお話ができたことは本当に私の長い人生にとって意味のある7日間だったと思っています。また、毎日cookpadオフィス内にあるキッチンで社員の方が作ってくださるお昼ごはんがとても美味しくて毎食楽しみでした。

これからは高専プロコンの開発でまたドタバタしそうですが、なにか1つ自分の武器を学んで、そして身につけて、信頼されるエンジニアを目指して努力しようと思っています。頑張るぞーー!!

 

インターシップ資料 http://techlife.cookpad.com/entry/2016/09/06/185311

IMG_5822

高専プロコン予選通過

6/25に高専プログラミングコンテストの予選の結果発表がありました。今回は課題部門に参加し、倍率が約2.5倍程だったらしいのですが、無事予選通過していました!ちなみに同じ学校の競技部門に参加していたチームも予選通過していて安心しました。

ここ5日間は1日中腹痛と頭痛があったり、試験の点数が悪かったり十分な睡眠が取れてなかったりと正直人生つらいなーという感じでしたが、思っていたより予選通過してみるとめちゃくちゃ嬉しかったです。その瞬間一気に考えが前向きになりました。体調を崩したり成績が下がったりしたけどそれだけの結果を残すことができてとても満足しています。なぜここまで嬉しいかというと、予選資料のスライドら1人で作ったのではなく、開発メンバー9人で力を合わせて苦労しながら作成したからです。その他にも顧問の先生や先輩方からアドバイスを頂き、みんなで作り上げた予選資料でした。私は頑張ってよかったと思えるような開発がしたいと思っているので、そのようなことができてとても嬉しいです。本当に開発メンバー、顧問の先生、先輩方には感謝の一言につきます。

さて、もちろんこの結果は通過点でしかなく、言い換えるとスタート地点です。これから完成に向けて開発メンバーで頑張っていきます。私は未熟で、学ぶべきことがまだまだたくさんあります。私が開発する理由の1つは、私自身の知識やスキルをあげるためでもあるので、開発する中でもっともっといろいろなことを吸収したいなと思います。これからもたくさんの辛いことや高い壁にぶつかる事もあるかもしれませんが、開発メンバー全員で頑張って乗り越え、いいものを作り上げたいと思います!

高専プロコンHP【http://www.procon.gr.jp/