春休みを振り返って

あと数分で42日間の春休みが終わります。

いま振り返ってみると、春休みが始まって次の日から1週間東京にインターンに参加し、帰った次の日からコンフェスの作品作り、そしてコンフェスが終わるとすぐプロコンとアプリ開発の仕事を同時に任されたり4日間九州大学に学会に見学に行ったり、忙しかったけれど充実した毎日でした。

私はこの春休みの間に進路を決めようと思っていましたが、いろいろ沢山の体験をして、自分の中で今したいこと、また、これからしていきたいことをきちんと整理した上で進路を決めることができたのでこれからそれ向かって努力していきたいです。

とにかくいま思っていることは、早くものづくりがしたい、自分の仕事を持ってお金を頂きながら成長していきたい、認められたい、ということです。この学校に入学する前は自分が将来どんな分野を学びたいか、どんな仕事に就きたいか、全く決まってない状態でこの学校に来ました。正直当時は5年間の間でこの徳山高専という学校が自分の環境に合ってないと感じる時が来たらどうしようととても不安でした。しかし、3年生からこのニューメディア部に入部し高専プロコンや高専祭、コンピューターフェスティバルなどでアプリ開発、ゲーム開発をしていく中でふとこんな事を思いました。『開発したりゲーム製作をすることは早い段階でとてもとても苦しいこと、と気づいてたのになぜ私はそれを知った上でまた開発やゲーム製作をしているんだろう』私はしばらくこのことが自分自身でも理解できませんでした。しかし、ある時その答えに気づいた。『単純に、ものづくりが好きだからだ』私はこの答えがわかったときに”就職しよう”と決めました。集団開発やゲーム製作は多くの時間と労力が必要で、精神もだめになることがよくあります。しかし、それでもしたいと思うくらい私にはこの分野が合っていたんだ、この学校に来てよかったな、と思いました。この春休みに深いところまで自分自身を見つめなおすことが出来たことにとても喜びを感じています。

そしてこの4年生からは勉学と4つの部活を両立させて、いま各部活で任されている仕事を私の色を出していきながら私のやり方でうまく成し遂げていきたいと思います。私の中で、4年生で過ごす1年間が高専5年間の中で色んな意味で最も大変だと思っています。まだ知識不足で未熟ですが、もっと自分に自信を付けるよう精進していきたいです。